資金繰りと倒産の回避

資金繰りが悪化すれば会社が倒産してしまうことは容易に想像可能なのです。
そのため倒産を回避するためには、資金繰りをしっかりと考えておかなければなりません。

 

ただ、資金繰りを改善するための借り入れ先を確保しておくような、消極的な対策ではなく、日頃から資金繰りについて方策を検討しておくことが重要。
つまり倒産を回避するだけじゃ足下を見られるかもしれないので、経営を安定化させ、会社を大きくしていくための方法を考えるのです。

 

 

毎月の経営状況を把握するために損益計算書を作ることが一般的な経理の方法です。
損益計算書を見るだけで倒産を回避できるわけではなく、その数字を読み解くことで倒産のリスクが高まっているのか、安定した経営になっているかを知ることができるということです。

 

そして、リスクが高いなら回避のための方策を考えなければなりません。それが資金繰りとなります。
資金繰りの基本は出ていくお金を減らして、入ってくるお金を増やすことです。

 

 

会社にお金がない状態で外注先に支払いをしなければならない状況を考えてみましょう。
支払いを遅らせることは不渡り手形を出すことになり、倒産寸前となっている状況と考えなければなりません。

 

そのために、お金を調達しなければなりないです。いくつかの方法が考えられます。
一つは銀行から借り入れをすることです。

 

 

商品の売り上げによって確実な入金が見込めるのであれば、銀行は融資をしてくれる。
借り入れは一時的なものなのでです。

 

しかし、売り上げを回収するために時間がかかるのであれば、借り入れの期間は長くなります。
その間もビジネスは続きますから、資金繰りは継続して考えていかなければなりません。

 

 

経営者は会社を倒産するために作ったわけではありませんから、倒産を回避する方法を明確にしておく必要がありますが、倒産の危機にならないような運営をすることが重要です。
現在の資金繰りがどのようになっているかを把握しておけば、急に倒産するような状況を回避することができるのです。

 

そのためには経理の知識を持っておかなければなりません。
難しいことではなくポイントを押さえておくだけで十分です。

 

 

また、詳細な数字は経理担当者に分析してもらって、結果と傾向をチェックすればいいのです。

 

 

 



 



 

 

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