歯槽膿漏と食事

歯槽膿漏と食事

食事の内容により歯槽膿漏になりやすさが違うのでしょうか。
誰でも歯の健康には注意しているとしても、毎日の食事の内容まで気にすることはないのです。
ただ、細菌の繁殖を促進する状況は避けたいと思う。
本当に食事の内容により歯槽膿漏が促進されるのでしょうか。
仮にそんな感じの栄養構成物があったとしても、毎日の歯磨きによって解消可能です。
甘いものやチョコレートなどを食べたとしても、それだけで虫歯になるわけではないです。
その後に歯磨きをしないことが問題となるのです。
ただ、日中の食事時でないタイミングで歯磨きをすることは現実的ではないのです。
歯の中にある食べ物のかすは普段の呼吸をしている状態では、細菌の餌となることはありません。
唾液によって殺菌されているからです。
しかし、就寝時には口を閉じていて、唾液の分泌も少ないです。歯槽膿漏になりやすくなります。
就寝前の歯磨きが一番重要だと考えられるのです。
それから、高齢になると唾液の分泌そのものが少なくなることがわかっていますから、高齢者に歯槽膿漏が多くなります。
免疫力が亡くなって歯槽膿漏になるわけではないのです。
結論から言えば、食事は何を食べても問題ありないです。歯磨きだけは忘れないようにした方がいいですよね。
ただ、ここで重要なのは歯磨きの方法です。
歯磨きだけで歯垢をすべて取り除くことは難しいと言われています。
定期的に歯科医でチェックしてもらうのは、自分の歯磨きで取り除けなかった歯垢を除去してもらうためです。
虫歯の治療だけが歯科医の仕事ではなく、虫歯にならないようにすることの方が大切と言えるでしょう。
食事直後は唾液がどんどん分泌されており、その時の歯磨きは逆効果だという研究も見つけました。
就寝前、それも2時間以上前に歯磨きをして、その後は何も口に入れない生活をオススメします。
これを若い時から続けることができれば、虫歯のないきれいな歯を作ることができますよ。
もちろん、毎地には無理だとしても、週に5日程度はその習慣を保つようにしてください。
決して難しいことではないのです。
高齢になってから、歯磨きを始めるよりも若い時にいい習慣を身に着けることをおすすめします。