歯槽膿漏の原因

歯槽膿漏の原因

歯槽膿漏の原因は誰も出予想できるように、歯の汚れです。
毎日、食べ物を食べていますからそれが汚れとなって歯と歯の間に付着していきます。
そこに細菌が繁殖するのです。

 

例えば、指の間に同じような汚れがあれば、誰でもきれいに洗い流そうとしますから、指の間に細菌が繁殖することはないです。
ただ、目に見えない細菌がいますから、消毒するのです。
歯の汚れ、つまり歯垢も同じ考えで対応しなければなりません。

 

 

 

毎日の歯磨きで汚れを取り除くことができれば、歯槽膿漏になることはないのです。
しかし、現実的には簡単に言うと簡単なことではありません。
葉の裏側など目に見えない部分が多いからです。

 

鏡を見てしっかりと磨いているつもりでも、歯垢が歯の隙間に残っています。
ただ、歯垢がすぐに歯槽膿漏に移行するわけではありません。
時間的な余裕がありますから、毎日の歯磨きを確実に行えばいいだけです。

 

 

 

歯槽膿漏の原因がわかっていて、その対処法もわかっているのに、なぜ歯槽膿漏になる人が減少しないのでしょうか。
簡単に言えば日本人の生活習慣に関係していると考えられています。
日中にはあまり歯磨きをせず、夜の歯磨きも適当にやっているのです

 

そして、歯医者に行くのは歯が痛くなってからです。
つまり、歯科医が歯の状態を見る時には歯槽膿漏が進行していて、歯を抜くしか方法がない状況となります。
歯科医に何を求めているでしょうか。

 

 

 

歯の治療ではなく、歯槽膿漏の予防を求めなければなりません。これが歯を健康に保つことの意味です。
歯が健康であれば、何でもおいしく食べられますし、体全体の健康につながります。
自分でできないことは歯科のプロに頼るといいですね。月に1回程度の歯科医通いは負担になることはありません。

 

子どもの虫歯のことはチェックしたい人でも、自分の歯のことに無頓着なケースが多いため、歯槽膿漏が減少しないと考えてください。
もちろん、高齢になるにしたがって歯を磨く習慣が亡くなる場合もありますよ。
それでも歯科医でサポートしてもらうことは可能なのです。

 

 

 

歯槽膿漏の原因は歯の汚れ。肌を気遣う前に歯を気遣ってください。
歯に汚れを付けたまま、人と話したり大きく口をあけて笑ったりすることは避けたいものです。